『住宅ローンの借換え』とは、現在返済している住宅ローンを別の金融機関からの新たな借入により一括して返済することです。
高い金利の住宅ローンから低い金利の住宅ローンに借換えることができれば、負担の軽減につながります。条件次第では借換えによる利息節約効果は数百万円にものぼることがあります。 また、金利上昇期に変動金利のローンから固定金利のローンへ借換えることで将来の金利上昇リスクを回避することもできます。
ただし、借換えにあたっては、ローン保証料、司法書士への費用が必要となりますので、借換えによるメリットを実際に試算してみることが重要です。
一般的には、
現在のローンとの金利差が1%以上
現在のローンの残高が1000万円以上
残り返済期間が10年以上
という3つの目安にあてはまれば、借換えのメリットがあるといわれています。
この3つの条件はあくまで目安ですので、実際にシミュレーションを行うことをお勧めします。
借り換えがお決まりの際は、ぜひ桑室司法書士事務所にご連絡ください。
~ 借り換えのながれ ~
①借り換え先となる住宅ローンを選ぶ
②借り換えの相談をしてみる
③申込&審査
④審査通過
この際、新たに借りる住宅ローンの抵当権設定登記が必要になります。
同時に、現在借りている住宅ローンの繰上返済による抵当権抹消登記が必要になります。
(この時に担当司法書士をご自分で選ぶか、銀行指定の司法書士にするか、銀行の担当者に伝えることになりますが、費用のことを考えますと、担当司法書士をご自分で選んだ方がお得な場合が多いです。ぜひ「桑室司法書士事務所」をご指定下さい。)
⑤現在返済中の金融機関へ全額繰上返済の申込
事務手続にある程度日数がかかるので、繰上返済日が最短でいつにできるか確認する必要があります。
⑥契約締結
⑦融資実行・抵当権設定
⑧旧住宅ローンの完済